Twitterやめたい
SNSがまだ黎明期で、ブログが主流だった時のことを考えてみる
今から10年前のことだが、私はあるネトゲ友達のブログを見るのが、月に何度かの楽しみだった
毎日そのブログを巡回して、更新されているかで一喜一憂する
いかにもクソゴミ陰キャらしいが、そこには作家の新作を待つ読者のような、純然たるワクワクがあったと思う
反して今のSNSは、スッと下に引っ張るだけで無限にタイムラインが更新されていく
常に新しい文章や画像が見られるというのは、確かに娯楽としては素晴らしいことなのかもしれない
しかし、オナニーをやり過ぎるとEDになってしまうように、やがてそれが当たり前に、普通のことになってしまい、他人のコンテンツに対するワクワクや有り難みが薄れてしまうのではないだろうか
実際、ぼくはそうなりつつある
かなしいなぁと思いつつ、今日もぼくはツイッターに時間を溶かすのであった
Twitterやめたい